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和布の豆知識

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作成方法による分類その2

作成方法による分類その2

間道(かんどう)

広東、漢島、漢東とも書き、「かんとん」ともいいます。絹、木綿の縞、格子織物などです。

印金(いんきん)

布面に糊置き金箔を接着し糊から出た部分を掃き取って文様をあらわしたものです。
金欄とは違って、羅、紗のように薄手の裂にも金箔で豪華な文様を表現でき、その文様も「織り」よりも柔軟なものにすることができます。
袈裟裂や仏壇、仏具などの敷物として利用されました。

更紗(さらさ)

ポルトガル語で印花布のことです。
花や鳥獣、幾何学模様などを様々な色彩で手描きや型染めした綿布で、東南アジア諸国より室町末期から輸入されて日本でも作られていました。

甲斐絹(海気)(かいき)

練り糸を用いて細かく目をつめて織った平織りの絹布です。光沢があり絹鳴りがします。
本来は、慶長以前に輸入された中国産絹織物をいいましたが、甲斐国郡内で模して織るようになり「郡内海気」ともいわれました。

唐桟(とうざん)

紺地に浅葱(あさぎ)・赤などの縦の細縞を織り出した綿織物です。江戸時代、通人が羽織・着物などに愛用しました。もとインドのサントメから渡来したもので、のち京都で織り出したものを和桟留、舶来物を唐桟留または唐桟といいましたが、現在はサントメ縞(インドのマドラスの港から渡来した縞織りの綿布。紺地に赤または浅葱(あさぎ)の細い縦縞の入ったものが多い。のちに日本でも織られたが、舶来のものを唐(とう)サントメ、略して唐サンといった。)の総称です。

越後上布(えちごじょうふ)

新潟県南魚沼市(旧塩沢町・六日町)に古くから伝わる平織の麻織物です。盛夏用の高級着尺地で、麻織物の最上級品として有名です。伝統技法は国の重要無形文化財に指定されています。

小千谷縮(おじやちぢみ)

新潟県小千谷地方周辺で昔から生産されている麻縮です。シボと呼ばれる布面の波状の凹凸が特徴です。色柄が豊富で地風が爽やかで、夏の外出着として好まれます。国の重要無形文化財に指定されています。

絽(ろ)

生地に隙間があり、夏の代表的な染め下地で、盛夏のきものに良く使われます。横段に絽目という隙間を表した一般的な三段絽、絽目の間隔が広く透け感が少ない五本絽、縦に絽目を通し普通の絽より透け感が少ない経絽などがあります。

明石(透綾)(あかしすきや)

絹の縮で、夏用の着尺です。

斜子(魚子、並子、七子)(ななこ)

表面に鱗のような細かい突起があり、光沢があってしなやかであり、庶民の羽織や帯、襟に使われました。

真田(さなだ)

挟織(はさみおり)のことで、細幅の織物です。

ビロード

経糸に輪を作って切り、毛のように糸を立てた平織の布です。

博多織(はかたおり)

17世紀の初めに筑前藩主黒田長政が、幕府への献上品として指定したことから、献上博多の別名があります。特徴として、琥珀のような厚みがあり、浮線紋と柳条のある模様は経糸が表面に出て、緯糸が裏面に隠れてしまっています。

琥珀織(こはくおり)

練り絹織物で、経に諸撚りの本練り糸、緯にやや太い本練り糸を使用して密に織った平織り地です。縦方向に畝があらわれているのが特徴です。

裂織(さきおり)

古布や古着を細かく裂いて織られた日本海沿岸各地に残る織物です。裂いたものを緯糸に、自家製の麻糸や木綿糸を経糸に織られました。

銘仙(めいせん)

玉糸・紡績絹糸などで織った絹織物です。縞柄・絣(かすり)柄などがあり、着尺(きじゃく)・夜具地などに用いられた。秩父(ちちぶ)・伊勢崎・足利(あしかが)などが産地です。

錦紗(きんしゃ)

紗の地に金糸などを織り込んで模様を表した絹織物です。

塩瀬(しおぜ)

縦糸を密にし、太い横糸を用いて横筋を出した厚地の羽二重です。帯地・袱紗(ふくさ)・半襟・羽織地などに使用しています。

モスリン

関西ではメレンス、関東ではメリンスとも言われ、羊毛を使った(ウール)平織の布です。

セル

平織または綾織で、縞や格子柄が多く、上質の羊毛でできています。

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